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お知らせ
【新機能紹介】スクリプト実行 および サーバー上のスクリプト実行についての変更点
FileMaker Pro 17 Advanced では、スクリプト実行 および サーバー上のスクリプト実行 においてスクリプトを指定する際、「 名前で指定 」することが可能になりました。[計算式の指定] ダイアログを使用してスクリプト名を指定することで、スクリプトを実行できます。
スクリプトの例
1. 名前で指定される側のスクリプトを用意する
2. 名前で実行する側のスクリプトでスクリプトの指定を行う
3. 2 のスクリプトを実行すると 1 のスクリプトが実行される
名前で指定する方法
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[指定] オプションを「名前で」に変更します。
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「名前で」の隣にある空白のボックスを選択し、[計算式の指定] ダイアログを開きます。
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2 のダイアログ内に、実行するスクリプトの名前を記述します。関数や変数を利用しても OK です。
外部ファイルのスクリプトを実行する場合
外部ファイルのスクリプトを実行する場合は、外部データソースに外部ファイルを追加した上で、「 外部ファイル名::スクリプト名 」の形でスクリプトを指定します。
注意点
記述する「名前」は、大文字と小文字が区別されます。外部ファイル名の部分も区別されるので注意してください。
また、現在のファイルのスクリプトを名前で指定する場合、「: (コロン)」が含まれる名前を持つスクリプトは指定できません。「:」の位置および数によって、エラー番号:11 もしくは 104 が返され、スクリプトは実行されません。外部ファイルのスクリプトの場合は、「:」がスクリプト名に含まれていても構いませんが、基本的に「:」はスクリプト名には使用しないという開発方針にした方が、管理が楽でしょう。