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お知らせ
【新機能紹介】新規追加 Get ( UUID 番号 )
この関数は、評価されるたびに固有の数字を返します。Get ( UUID ) と同じく、レコードの固有の ID として利用することができます。また、値が数値であるため、 Get ( UUID ) の代わりに主キーとして利用すると、リレーションシップに基づく算術計算のパフォーマンスが向上する可能性があるとのことです。
※ FileMaker Pro 17 Advanced ヘルプ からの情報です。
戻り値のデータの詳細
戻り値は、24 バイト (192 ビット) の数値となります。
※ FileMaker Pro 17 Advanced ヘルプ からの情報です。
ただし、戻り値の桁数は、決まった桁数ではありません。以下の画像は、Get ( UUID 番号 ) を 100 万回評価し、結果の桁数とその桁数が出現した回数を集計したものです。
※この検証結果は、あくまで桁数が一定ではないということを証明したものです。検証結果の桁数以外のデータが出現しないことを保証するものではありません。
ID として利用する
数字タイプのフィールドを用意し、フィールドオプションの「入力値の自動化」タブの「計算値」に、Get ( UUID 番号 ) を記述します。その他のオプションに関しては、カスタム App の開発ポリシーに則って、適宜設定してください。
注意点
表示の見た目について
Get ( UUID 番号 ) の結果をレイアウト上に表示する場合、そのままフィールドを配置しただけだと、内部的には Get ( UUID 番号 ) の結果がそのまま保存されているのですが、レイアウト上ではデータが指数表記されます。
例:1.7453e+57 ( = 1.7453*10^57 )
Get ( UUID 番号 ) の結果をそのままレイアウト上に表示するには、インスペクタでそのフィールドのオプションの [データの書式] を [小数] に設定します。
JSON 関数で利用する際の注意点
JSONSetElement で Get ( UUID 番号 ) の結果 を [JSONNumber] として設定すると、値が指数表記として設定されてしまいます。Get ( UUID 番号 ) の結果 をそのまま渡すには、[JSONString] として設定する必要があります。
ただし、数値の末尾に 0 が 9つ以上連続してしまうと、[JSONString] に指定しても指数表記になってしまうため、値を取り出したときに元の値と同じになるように工夫する必要がありそうです。