FileMaker Developer Conference 2009 カンファレンスレポート

2009年8月14日

【INT01】Securing Your FileMaker Web Applications

Speaker:Jonathan Stark (jonathanstark.com )

スピーカー氏の家の電話はpaypal と局番が1文字違いで毎日コールセンタと間違えて留守電がはいっている。しかも、問い合わせをした人はユーザ名とパスワードを残していて。。。
こうしてオフラインのことまで考えると、ユーザがいる、それだけでサイトはセキュアではない。ということ。
以下、FileMakerとははっきりいってあんまり関係ないけれど一般的なWebサイトのセキュリティ脆弱性と防御方法についての解説。
この方、去年ハッキングテストサイトを立ち上げて、クラックコンテストとかやってたはずなんですが、API for PHPで構築したサイトはハッキングできなかったそうです。FileMaker製のサイトのセキュリティもそこまで向上したってことかもしれませんが、油断は禁物ということで。
<参考サイト>
http://flexfm.us
http://twelvetwentyfive.com
(村上)

【COR03】The Year In Review

Speaker:John Sindller(SeedCode)

美しく機能いっぱいなカレンダーSeedCodeCalendarで有名なSeedCodeのJohn Sindllerさんのセッション。
彼が今年いいなと思ったものを紹介するセッションなので、英語が苦手でもとても面白いです。 さまざまな会社や人のクールなシステムをデモしながら紹介してくれます。

■Excelsys
クールなソリューションで有名なExcelsys。
以前から公開されているサンプルファイルの紹介。プラグインではなくスクリプトトリガを使ったサンプルファイルが無料で公開されています。これはぜひ見てみて!

■MALLVERTKSTAN
リアクターみたいなドラッグ&ドロップのスケジュールファイル
webページを見に行ってもサンプルなどがない。どこから手にいれたんでしょ

他にもたくさん紹介されましたが、とにかく様々なものを集めてくるなと感心してしまう。(新妻)

【WOR06】Advanced ESS Security and Performance Techniques

Speaker:Lee Snover(Milliman Inc.)

■ESSのよいところ
・SQLを知らなくてもDBをハンドルできる
■ESSのいまいちなところ
・うまく設計しないとパフォーマンスが落ちる
・SQLのフロントエンドとして完全ではない
・SQL Schemaを最適化する必要がある
・FMとSQLの連携部分がブラックボックスである
・SQL DB Structureをalterするには他のツールが必要

ポイントとしては、各ユーザに表示させることのできるレコード数をできるだけ制限すること、ということが挙げられます。アクセス権の制限をしたり、検索で絞り込んだり、、SQL側でビューをつくって参照するのもよい方法。
検索については注意しないとパフォーマンスが落ちて逆効果になりかねないので、慎重に設計しましょう。
(村上)

【DES08】Introduction To Script Triggers in FIleMaker Pro 10

Speaker:Steve Romig(FileMaker Inc.)

ScriptTriggerのWhitePaperを書いた人のセッションです。
非常に丁寧にスクリプトトリガの基本を話してくれました。

スクリプトトリガは15種類あるとか、ファイルを開くとき、閉じるときもスクリプトトリガとみなすとか、そのスクリプトトリガがイベント前に起こるのかそれともイベント後におこるのかが非常に重要だとか、改めておさらい。
・テストしまくれ
・バックアップをとっとけ
うんうん、と頷いてしまうことばかり。

サンプルファイルもドキュメントも、受付の時にくれるCDに入っているので、復習が出来ます。
デベコンは難しい話ばJかりではなく、基本的な話やHANDSONなどもあるので、初心者にもやさしいです。
(新妻)

【DES10】Advanced Script Triggers in FileMaker Pro 10

Speaker:Bill Heizer

続けてスクリプトトリガのセッション。

やはり同じようにスクリプトトリガの基本から話すのですが。
イベント後のトリガはOPenlomo
イベント前のトリガはCOKERCSEXと覚えろ
というのがちょっと面白い。

検索結果を履歴として残すDEMO
表形式で、→キーだけで右や左、上下に移動するDEMO
URLを打つとWEBページを表示し、メールアドレスを打つとメーラーが開く
絞り込み検索
画像のズームインアップを行う
任意の数字を3枠に入れる時に自動的にジャンプする
最後の枠でおわったら、それ以上入れられないようにする
レイアウトを切り替えたら、戻るようにする

などなど、スクリプトトリガならではの使い方をたくさん紹介。
実用的で、有用なセッション。(新妻)

2009年8月15日

【DES06】America's Top Separation Model

Speaker:Matt Navarre

アメリカのトップの分離モデルというので期待してみた。
分離モデルというのは、基本的にはインターフェースの部分と実データの部分でファイルを分けて構築するという手法です。

軽いシステムを作るための基本的な話がメイン。

・分離モデルの推奨
・画像は別のファイルに分ける

通常のファイルを分離モデルにする方法を細かく説明
分離モデルにした時に、値一覧はどのように作るかなど、実用的な話ばかり。

様々な分離モデルのパターンの説明が面白い。
(新妻)

【DES09】Practical Script Triggers

Speaker:Geoff Coffey

最近は更新が少ないですが、トリッキーな話の多いSixFriedRiceのGeoff Coffeyさんのセッション。 スクリプトトリガのセッションをメインに今年は聞いていますが、彼の視点は独創的。イベント前とか後とかではなく、このオブジェクトはこのトリガが動く、といった説明が面白く、分かりやすい。
トリガがまだよく分からない人たちが多いのか、反応もとてもいい。

リストモードでキーを打ったら、その名前の人のところまでカーソルが移動するというのがとても便利な使いかたで感心。

しかしこの会場は極寒。寒い。

(新妻)

【COR06】Extending Solution Functionality with FileMaker 10

Speaker:Ray Cologon

美しいソリューションを作るNightWingのセッション。

とても綺麗なハイライトや絞り込み検索、クレジット番号や電話番号の入力制限に便利な動きなど、スクリプトトリガで実装するであろう基本的なサンプルの説明と、それを他のファイルに実装するにはどうすればいいかを教えてくれるとても実用的なセッション。
タブの制御を行うトリガがとても面白い。
(新妻)

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